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救助を待つイヌと救助活動をするイヌ

8月29日にアメリカを襲ったハリケーン「カトリーナ」はルイジアナ州ニューオリンズ市の約80%が水没し、数千人の死者(より少なくなる可能性も...)と大きな傷跡を残した。 住民が避難した結果、街はゴーストタウンと化し、警備兵、警官が救助活動や治安維持のために残るのみとなった。 そしてそのゴーストタウンに取り残されているのが多くのペット達である。 慌てて家から出るときに置いてきぼりにされてしまったペット達、避難のバスに乗るときにペットは乗せられず、泣く泣く置いていったペット達、その数は何万匹に及ぶと言われ、取り残された様々なペット達の様子がメディアを通して報道されている。

米メディアによると、9月6日になってようやく被災地の治安が回復したために動物愛護団体の救援チームの現地入りが可能となり救援活動をスタートした。 愛護団体の保護したペット達は多くの場合ニューオリンズから、一旦約70km離れたゴンザレスの仮設シェルターに移され、その後テキサス州のヒューストンやサンフランシスコの保護センターに移送される。 ゴンザレスの仮設シェルターは数千匹規模の収容能力があるが、救助を必要としている動物はその10倍以上はいるため、そこから各地の動物保護センターへの移送が急がれている。 しかし、保護センターに移送する前に、獣医が1匹ずつ検診し、ワクチン注射をし、マイクロチップを埋め込むことなどが必要なため、その作業に手間取っているのが実情のようである。

ゴンザレスの仮設シェルターで飼い主との再会を既に果たした動物たちもいるが、多くの動物たちはヒューストン等の保護センターに移送された後、飼い主達が探しに来るのを待つことになる。 そして飼い主との再会を果たせなかった動物に関してはウェブサイト等で里親を募集してもらうことになるのである。

 

今回掲載しているのは、1枚目が8月29日のハリケーンの際に飼い主とはぐれ、暴風圏からはずれた後の濁流の中、屋根の上で救援を待つイヌの写真である(ルイジアナ州ニューオリンズ)。 そして2枚目はハリケーンが去った4日後の9月2日、瓦礫の中の生存者をネブラスカの消防隊員と共に捜し出す活動をしている災害救助犬(連邦危機管理庁<FEMA>によって訓練された災害救助犬)アンディーの写真である(ミシシッピ州ビロキシー)。 猛暑の中の救援活動のため、のどの渇いた救助犬に消防隊員が水を与えている。

 

今回の災害が我々に教えてくれることは、ペットの飼い主は、地震や台風などの災害時に、ペットを置き去りにすることが無いよう、また避難先での共同生活の際に困ることの無いよう、常日頃からどう行動すべきか考え、準備しておくことが必要であるということだ。 もちろん基本的にペットは人間の避難所の中には連れて入れない。 例え連れて入れたとしても、余程しつけがしっかりしていないと他の避難民に迷惑をかけることになる。 だからこそ、日頃から自分が住んでいる自治体の対応(横浜市などペットの避難に対応しようとし始めた自治体も存在する)や避難指定場所をチェックしておくことや、避難先でのペットの係留のための用具を準備しておくことが重要である。

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